なぜ、最初の根管治療が大切なのか

根管はとても複雑で、肉眼では見えないほど細い枝分かれがあります。
そのため、最初の治療で細菌を取り残してしまうと、再発するリスクが高くなってしまうのです。
再感染をしてしまうと、より感染が広がってしまい、治癒の可能性が下がってしまいます。
当院では、初回治療から精密な環境を整え、再発を防ぐための根管治療を行っています。

他院で治療しても治らなかった方へ

「何度も根管治療をしたのに痛みが続く」「腫れが引かない」「再発を繰り返している」
そのような場合でも、再治療（再根管治療）によって改善できる可能性があります。

当院では、最新の設備と高い精度で再治療にも対応しています。
他院で「もう抜歯しかない」と言われた方も、ぜひ一度ご相談ください。

当院の精密根管治療のこだわり

1. ラバーダム防湿で細菌感染を防ぐ

   治療中に唾液や細菌が入り込むと、再発の原因になります。
   当院では根管治療でラバーダム（ゴムのシート）を使用し、無菌的な環境で治療を行っています。
   日本での導入率は約5.4%と低いですが、世界的には標準的な治療方法です。
   使用することで成功率に大きく影響します。

2. マイクロスコープによる精密処置

   肉眼では見えない根管の内部までしっかり確認できるように、マイクロスコープ（歯科用顕微鏡）を使用しています。
   これにより、感染源の取り残しを防ぎ、再発のリスクを大幅に減らします。
   また撮影もできるので、ご説明させていただく際に、治療内容の理解に繋がります。

3. MTAセメントで再感染を防止

   根管治療の最後の工程は、「根の中をすき間なく密閉すること」です。
   どんなに丁寧に感染を除去しても、内部にわずかなすき間が残ると、そこから細菌が再び侵入して再発（根尖性歯周炎など）につながってしまいます。

MTAは扱いが難しく、治療技術が必要な素材ですが、
「再発を防ぎ、歯をできるだけ長く残す」ためには非常に有効な治療法です。

当院では、マイクロスコープを用いて根の先まで丁寧にMTAを充填し、再感染を防ぐ精密な根管治療を行っています。

根管治療で歯を守るメリット

• 抜歯を避け、自分の歯を長く使える
• インプラントや入れ歯を避けることができる
• 噛む力や見た目を自然に保てる

よくある質問（FAQ）

受診の流れ

「歯を残したい」その想いに応えたい

根管治療は、歯を抜かずに守るための大切なステップです。
「再発してしまった」「もう抜歯と言われた」そんな方も、あきらめる前に一度ご相談ください。
精密な治療で、あなたの大切な歯を守ります。
残せる可能性のある歯は諦めずに残していきます！