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  • 2025.01.30

歯ぎしりとは?意外と身近な問題とその対策

こんにちは、クリーン歯科です。

 

 

歯ぎしり、または「食いしばり」とは、無意識に歯を擦り合わせる行動のことです。普段は寝ている間に起こることが多いですが、日中もストレスや緊張の影響で歯ぎしりが発生することがあります。これ、実は思っている以上に多くの人が経験している問題なんです。気づかぬうちに歯にダメージを与えるため、早期に対処することが大切です。

歯ぎしりが起きる原因としては、主に以下のようなものがあります。

 

  1. ストレスや不安
    日常生活でのプレッシャーや心配事が原因で、無意識に歯を強く噛みしめてしまうことがあります。これが続くと、顎に負担がかかり、歯ぎしりに繋がります。
  2. 噛み合わせの問題
    上下の歯の噛み合わせがうまくいかないと、無意識に歯を擦り合わせてしまうことがあります。特に歯並びに問題がある場合に発生しやすいです。
  3. 不規則な生活習慣
    睡眠不足や過度の疲労、アルコールやカフェインの摂取なども歯ぎしりを引き起こす原因になることがあります。

 

歯ぎしりが続くと、歯に多大な負担がかかり、以下のような問題が発生することがあります。

 

  • 歯の摩耗や欠け
    歯ぎしりによって、歯の表面が削れることがあります。特に長期間続けると、歯がすり減り、知覚過敏や虫歯の原因になることも。
  • 顎関節症
    顎に過剰な負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。これにより、顎の痛みや頭痛、さらには耳鳴りなどの症状が現れることもあります。
  • 歯の不均衡
    歯ぎしりが続くと、歯並びに影響を与え、噛み合わせの不均衡が悪化することがあります。

 

歯ぎしりの予防方法や対策を試してみましょう。

 

  1. マウスガードの使用
    寝ている間に歯ぎしりをしてしまう場合は、マウスガードを使うことが効果的です。これにより、歯と歯の摩擦を減らすことができます。
  2. ストレス管理
    ストレスや不安が原因である場合は、リラックスする時間を作ることが大切です。ヨガや深呼吸、趣味の時間を持つなど、リラックスする方法を取り入れてみましょう。
  3. 適切な睡眠環境を整える
    睡眠不足や不規則な生活が原因となっている場合、睡眠の質を改善することが重要です。就寝前のリラックスした時間を作り、規則正しい生活を心がけましょう。
  4. 歯科での相談
    噛み合わせに問題がある場合は、歯科医師に相談してみましょう。歯科医師が噛み合わせの調整や、適切な治療法を提案してくれます。

 

歯ぎしりは見逃されがちな問題ですが、放置しておくとさまざまな健康問題を引き起こすことがあります。もし、朝起きたときに顎や歯に痛みを感じたり、歯の摩耗が気になったりする場合は、早めに対処することが大切です。ストレスや生活習慣を見直すとともに、歯科医師と相談して、適切な対策を取るようにしましょう。

 

医療法人社団 和晃会 クリーン歯科

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