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- 2025.02.03
唾液が守る!歯の健康を支える秘訣
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こんにちは、クリーン歯科です。
唾液は、口腔内で重要な役割を果たす自然の液体であり、歯の健康にも大きな影響を与えています。私たちの口の中で毎日分泌される唾液は、実は歯を守るために欠かせない存在です。
まず、唾液の最も重要な役割は、歯の再石灰化を促進することです。食べ物を摂取すると、口腔内は酸性になり、歯のエナメル質が溶け出すことがあります。しかし、唾液に含まれるカルシウムやリンが、溶け出したエナメル質を修復し、歯を強く保つ手助けをしています。これによって、虫歯の予防にもつながるのです。
また、唾液には抗菌作用もあり、口内の細菌の繁殖を抑制する役割があります。口腔内に繁殖する細菌が原因となる歯周病や口臭を防ぐため、唾液は常に健康な状態を保つために必要不可欠です。
唾液が不足すると、口の中が乾燥し、食べ物のカスや細菌を洗い流すことができなくなります。その結果、虫歯や歯周病のリスクが高まるほか、口臭も悪化しやすくなります。特に、ストレスや薬の副作用などで唾液の分泌が減少することがあるため、こまめな水分補給や、ガムを噛むなどの工夫が大切です。
唾液は歯の健康を守るために欠かせない存在です。日常的に口の中の乾燥を防ぐことを意識し、健康な歯を維持しましょう。
クリーン歯科