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- 2025.03.29
知覚過敏になる原因とは?
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こんにちは、クリーン歯科です。
知覚過敏とは、冷たいものや熱いもの、甘いもの、酸っぱいものなどを食べたり飲んだりしたときに、歯に強い痛みを感じる状態です。この症状は多くの人に見られますが、その原因はさまざまです。以下に知覚過敏の主な原因について紹介します。
まず、歯のエナメル質の摩耗が大きな原因です。歯の表面を覆っているエナメル質が、ブラッシングの際に過度に力を入れたり、研磨剤が強い歯磨き粉を使うことによって徐々に薄くなります。エナメル質が薄くなると、内部にある神経が刺激を受けやすくなり、痛みを感じやすくなります。
次に、歯肉の退縮も知覚過敏の原因の一つです。歯茎が下がることで、歯の根元部分が露出し、その部分にはエナメル質がありません。露出した歯根は、外部の刺激に敏感で、痛みを引き起こすことがあります。歯茎が退縮する原因としては、歯周病や過度のブラッシング圧が考えられます。
さらに、酸性の飲食物も原因の一つです。酸っぱい飲み物や食べ物(例:柑橘類、ソーダなど)は、歯のエナメル質を溶かす作用があります。頻繁にこれらの酸性食品を摂取すると、エナメル質が侵されて、歯が過敏になることがあります。
歯のひび割れや虫歯も知覚過敏を引き起こす要因です。歯にひびが入ったり、虫歯が進行すると、神経に直接刺激が伝わりやすくなります。特に虫歯が神経近くまで進行していると、冷たいものや甘いものに対して敏感になります。
知覚過敏は、日常的なケアと早期の対策が大切です。適切な歯磨きと定期的な歯科チェックを行い、痛みを予防することが重要です。
クリーン歯科