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- 2025.05.24
実は怖い!? 歯周病が全身に与える影響とは
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こんにちは、蒲田にあるクリーン歯科です。
「歯周病って歯ぐきの病気でしょ?」
そう思っていませんか? 実はそれだけではありません。歯周病はお口の中だけでなく、全身の健康にも影響を与えることがわかってきました。今回は、歯周病が関係していると言われている全身の病気や健康リスクについて、わかりやすくご紹介します。
歯周病とは?
歯周病は、歯ぐき(歯肉)や歯を支える骨(歯槽骨)が細菌によって壊されていく病気です。初期のうちは自覚症状が少なく、知らない間に進行することもあります。
歯周病が全身に及ぼす影響とは?
■ 糖尿病との関係
歯周病があると血糖値がコントロールしにくくなることがあります。逆に、糖尿病のある方は歯周病が進行しやすくなるため、相互に悪影響を及ぼす「負のスパイラル」が生まれることも。
■ 心臓病・脳梗塞
歯周病菌やその毒素が血管に入ると、動脈硬化を促進すると考えられています。これが心筋梗塞や脳梗塞などの重大な疾患のリスクになることも。
■ 妊娠・出産への影響
妊婦さんが歯周病だと、早産や低体重児出産のリスクが高まるという研究もあります。お口のケアは赤ちゃんの健康にもつながっているのです。
■ 認知症・誤嚥性肺炎
高齢者では、歯周病菌が誤嚥(ごえん)によって肺に入り込むことで肺炎を引き起こすことがあります。また、噛む力の低下や炎症が認知症の進行にも関係するという報告も。
お口の健康と全身の健康は、密接につながっているのです。
歯ぐきが腫れていたり、歯みがきのときに血が出る方は、早めのチェックが大切です。当院では、歯周病の予防・治療に力を入れており、一人ひとりのお口の状態に合わせたケアを提供しています。全身の健康を守る第一歩として、まずはお口のチェックから始めてみませんか?
お気軽にご相談ください。
クリーン歯科