
ブリッジ・入れ歯
ブリッジ・入れ歯
当院には、日本の歯科医師のわずか1%しか取得していない「補綴歯科専門医」が在籍しています。
補綴歯科専門医は、被せ物(クラウン)やブリッジ、入れ歯、インプラントなど、歯の欠損を補う治療(補綴治療)において高度な知識と技術を持つ歯科医師です。
日本全国の歯科医師の中でも、補綴専門医の資格を持つのはごくわずか――全体の約1%ほどとされています。
当院ではこの「補綴のプロフェッショナル」が在籍しており、見た目だけでなく、噛み心地・耐久性・歯の寿命を考慮した、精度の高い治療をご提供します。
美しく、しっかり噛める歯を手に入れたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
「銀歯のブリッジ」、本当に大丈夫?
歯を失ったときの治療法のひとつに「ブリッジ」があります。両隣の歯を土台にして、橋をかけるように人工の歯を装着する治療です。
日本では保険適用の銀歯(メタルブリッジ)が一般的ですが、実はデメリットも多く、当院では大切な家族には絶対に銀歯は入れません。なぜなら、銀歯には「安い」以外のメリットがほとんどないからです。
見た目が目立つ
笑ったときや話すときに銀色が目立ち、気にされる方がとても多いです。
金属アレルギーのリスク
長年の使用で金属が溶け出し、アレルギーや歯茎の黒ずみを引き起こすことがあります。
むし歯・歯周病のリスクが高い
銀歯はセメントが劣化しやすく、すき間からむし歯になる素材です。支えとなる歯にも多大な負担がかかり、結果的に歯の寿命を縮めてしまいます。
海外では使われていない
実際、海外で銀歯のブリッジが入ってる人はほぼいません。審美性・そして健康面で評価されていない素材だからです。
当院では、セラミックやゴールドなどの体にやさしく、長持ちする素材を使用した「自由診療のブリッジ治療」をおすすめしています。
項目 | 銀歯(金銀パラジウム) | セラミック |
---|---|---|
審美性 | ×(目立つ) | ◎(自然な白さ) |
むし歯の再発リスク | 高い | 低い |
歯周病リスク | 高い(段差や汚れが残りやすい) | 低い(精密な適合) |
アレルギーリスク | 高い | ほぼなし |
海外での使用 | ほぼ無し/禁止も | 一般的 |
保険適用 | ◯(安いがデメリット多い) | ×(自費だが長持ち) |
保険と自費のブリッジ治療の違いを、ぜひご相談ください。
日本には素晴らしい保険制度がありますが、本当に自分や家族の健康を考えるなら、素材にもこだわるべきです。
「見た目を気にして笑えない」「何度も虫歯の再発を繰り返している」…そんな悩みを解決するのが、自費ブリッジという選択です。
当院では、患者様のライフスタイルやご予算に合わせた治療提案を行っております。まずはお気軽にご相談ください。
こんなお悩みはありませんか?
入れ歯にお悩みがある方も、お気軽にご相談ください。
歯を失った場合の治療法には、ブリッジ、入れ歯、インプラントの三種類の治療方法があります。
入れ歯といっても、総入れ歯、部分入れ歯の二種類に大きく分けられ、それぞれの中にも、ものすごいバリエーションの設計・治療方法があります。
入れ歯を使うことによって、食事を美味しく味わえ、友人と楽しくお話ができ、設計によっては残っている歯を守ることもできます。
人それぞれ年齢、健康状態、お口の状況は違いますので、患者様に合わせた治療計画を相談しながら一緒に決めていきます。
入れ歯には大きく分けて「総入れ歯」と「部分入れ歯」の2種類があります。
「総入れ歯」は全ての歯を失った場合に使用するもので、上下いずれかの顎堤(歯茎)全体を覆うタイプの入れ歯です。顎堤と接する部分(床)と人工歯で構成されています。
保険診療内で製作する場合、床は合成樹脂、人工歯はプラスチック素材を使用します。自費診療では、素材の選択肢が増えて、床にチタンなどの金属を使用したり、人工歯にセラミックなどを使用したりして製作することもできます。
「部分入れ歯」は歯の一部分を失った場合に使用します。歯が持っている本来の機能を、残った歯と部分入れ歯で回復するように設計されています。欠損部分の両隣の天然歯に、金属のバネ(留め具、クラスプ)をかけて外れないようにします。保険診療ではバネ部分が金属製になりますが、自費診療では金属を使用せずに、自然な見た目に仕上げることも選択肢としてできます。
入れ歯は保険診療の入れ歯と自費診療の入れ歯があります。
保険診療の入れ歯は、保険適用内で決められた設計、素材や製作工程で製作します。
一方、自費診療の入れ歯は、金属の使用で剛性を得ることにより噛み心地の改善、異物感の軽減を重視して製作します。
保険診療は、歯がなくなったところに歯を作りひとまず食事ができること目的に作られます。自由診療は、食事をすることだけでなく、より不快感なくより審美的で、かつ今残っている歯にできるだけ負担をかけず歯を守ることを目的としています。
長所
短所
長所
短所
問診・カウンセリング
患者様一人ひとりに適した入れ歯を製作するため、ご要望や口内のお悩み、ライフスタイルなどを詳細にヒアリングさせていただき、お口の状態を検査して、治療計画を立てていきます。
個人トレーの製作
実際の入れ歯製作ではまず、患者様専用のトレー(個人トレー)を作ります。
精密な型取り
2で製作した個人トレーを用いて精密な型を取ります。この型から「咬合床」と呼ばれる噛み合わせを決める道具を作ります。
噛み合わせの決定
咬合床を使って噛み合わせ位置を採取します。これを咬合採得といい、患者さんの顎の上下の位置関係を調べて決定します。
仮入れ歯の製作
人工歯を排列し、ロウでできた仮の入れ歯を至適します。入れ歯の高さの再現性、見た目やフィット感などを確認します。
入れ歯の完成
必要に応じて仮入れ歯を調整して、最終的な入れ歯用の素材で製作します。完成した入れ歯を患者さんのお口に合わせていきます。
調整
入れ歯は、ただ入れているだけのときと、食事しているときでは違った動きをします。新しい入れ歯は、歯茎になじんでいないので、使用していただきながら痛みが出る部分を確認し、しっかり噛めるように調整していく必要があります。
レジン床義歯
コバルトクロム床義歯
コバルトクロム合金で義歯床を作製するため、熱を伝えやすく、耐久性と舌感に優れています。自然に近い装着感が得られます。義歯素材の中で最も歴史と実績がある素材で、金属床の中では比較的安価ですが、金属アレルギーを起こす可能性があります。
チタン床義歯
チタンという金属で義歯床を作製するため、異物感が少なく温感に優れ、臭いがつきにくく、壊れにくいという特徴があります。生体親和性が高く金属アレルギーが出にくいという安全性も有しています。
ゴールド床義歯
貴金属にも使われているゴールドで義歯床を作製するため、長期間使用しても変色が少なく、溶け出すこともほとんどありません。非常に耐久性があり、金属アレルギーが少ないという特徴もあります。費用が比較的高価になります。
マグネットデンチャー
義歯と残っている歯の両方に磁石を取り付けて装着するもので、磁力によりガタつきのない密着した入れ歯になります。自然な見た目で安定性に優れており、また残存歯を利用するため、装着時の違和感が少ないです。
ノンクラスプデンチャー
一般的な部分入れ歯は、歯に金属のバネ(留め金)をかけて固定しますが、ノンクラスプデンチャーはそのバネがない入れ歯です。歯茎に近い半透明の素材で、バネがないため見た目が自然です。
コンフォート
入れ歯の歯茎の当たる部分を生体用シリコンで製作するため、噛みしめた際の歯茎にかかる負担を緩和し、抜群の吸着力を発揮します。噛むときの痛みを軽減でき、食材をしっかり噛めるという特徴があります。
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